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ブロック塀の費用相場を完全ガイド!安く抑える方法も解説

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ブロック塀の設置やリフォームを検討する際、多くの方が最初に気になるのが、ブロック塀の費用相場ではないでしょうか。

一体どれくらいの費用がかかるのか、その内訳はどうなっているのか、初めての方にとっては分からないことばかりで不安に感じるかもしれません。

この記事では、そんなブロック塀の費用相場に関するあらゆる疑問にお答えします。

具体的には、ブロック塀の費用 内訳から、コンクリートブロックや化粧ブロックといったブロック塀 種類ごとの価格差、そして見落としがちなブロック塀 基礎工事 費用まで、詳細に解説していきます。

また、古いブロック塀の補修 費用や撤去 費用、さらにはブロック塀とフェンスの費用比較についても触れていきます。

DIYでの設置は可能なのか、費用を抑えるために利用できる補助金制度はあるのか、そして何よりも重要な信頼できる業者 選び方まで、この記事を読めばすべてが分かります。

安心して工事を依頼し、納得のいく価格で理想のブロック塀を実現するため、ぜひ最後までご覧ください。

この記事で分かる事、ポイント
  • ブロック塀の費用相場の全体像
  • 工事費用の具体的な内訳と単価
  • ブロックの種類による価格の違い
  • 基礎工事や撤去にかかる費用
  • ブロック塀とフェンスのコスト比較
  • 費用を安く抑えるための補助金情報
  • 信頼できる優良な業者の見つけ方
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目次

ブロック塀の費用相場を徹底解説!内訳から安く抑えるコツまで

この章のポイント
  • ブロック塀の工事費用の内訳
  • ブロックの種類で費用は変わる
  • 化粧ブロックの費用と特徴
  • 基礎工事費用の重要性
  • 既存ブロック塀の撤去・解体費用

ブロック塀の工事費用の内訳

ブロック塀の費用相場を理解するためには、まず工事全体がどのような費用項目で構成されているかを知ることが大切です。

一般的に、ブロック塀の工事費用は「材料費」「施工費(人件費)」「諸経費」の3つに大別されます。

これらの項目を一つひとつ確認していくことで、業者の見積もりが適正かどうかを判断する基準を持つことができるでしょう。

材料費

材料費は、工事に使用する部材そのものの価格です。

中心となるのはコンクリートブロックですが、それ以外にも内部の強度を高めるための「鉄筋」や、ブロックを接着するための「セメント」「砂」「砂利」などが必要となります。

ブロック本体の価格は、後述するブロックの種類によって大きく変動します。

また、塀の長さや高さによって必要なブロックや鉄筋の量が変わるため、当然ながら面積が広くなるほど材料費は高くなる仕組みです。

施工費(人件費)

施工費は、職人が実際に作業を行うための費用、つまり人件費を指します。

この施工費は、さらに細かい作業工程ごとに単価が設定されているのが一般的です。

例えば、基礎を作るための「掘削・根切り」、基礎の底を固める「砕石・転圧」、基礎のコンクリートを流し込む型枠を作る「型枠工事」、そしてブロックを積み上げる「ブロック積み」といった具合です。

施工費は、現場の状況によっても変動します。

例えば、重機が入れないような狭い場所では手作業が増えるため、その分人件費が割高になる可能性があります。

逆に、作業がしやすい開けた土地であれば、効率的に工事が進むため費用を抑えられるかもしれません。

諸経費

諸経費は、工事を円滑に進めるために必要な、材料費や施工費以外の費用全般を指します。

具体的には、工事車両のガソリン代や駐車代、重機を使用する場合のリース費用(重機回送費)、現場管理費、そして業者の利益などが含まれます。

また、古いブロック塀を撤去した際に出るコンクリートガラなどの「産業廃棄物処理費」もこの諸経費に含まれることが多いです。

諸経費は、総工事費の10%~15%程度で計上されるのが一般的ですが、業者によって算出方法が異なるため、見積もり時に確認しておくと安心でしょう。

  1. 材料費:ブロック本体、鉄筋、セメントなど
  2. 施工費:基礎工事、ブロック積みなどの人件費
  3. 諸経費:運搬費、重機リース代、現場管理費など

ブロックの種類で費用は変わる

ブロック塀の費用相場に最も大きな影響を与える要素の一つが、使用するブロックの種類です。

ブロックには、一般的に使われる安価なものから、デザイン性に優れた高価なものまで様々なバリエーションが存在します。

ここでは、代表的なブロックの種類とその特徴、価格帯について解説します。

普通コンクリートブロック

最も一般的で、広く使用されているのが「普通コンクリートブロック」です。

灰色で無機質な見た目をしており、主に構造材として利用されます。

最大のメリットは、何と言ってもその価格の安さでしょう。

1平方メートルあたりの単価が比較的安価なため、広範囲に塀を設置したい場合や、とにかくコストを抑えたい場合に適しています。

ただし、デザイン性はほとんどないため、見た目を重視する場合には、後から塗装やタイル貼りなどの仕上げが必要になることもあります。

その場合、追加の費用が発生することを念頭に置いておく必要があります。

軽量コンクリートブロック

軽量コンクリートブロックは、その名の通り、普通コンクリートブロックよりも軽量に作られたブロックです。

内部に気泡を多く含ませるなどの工夫がされており、持ち運びや施工がしやすいというメリットがあります。

ただし、普通コンクリートブロックに比べて強度がやや劣るため、構造体として高い強度が求められる場所での使用には向きません。

価格は普通コンクリートブロックよりも少し高価になる傾向があります。

化粧ブロック(型枠ブロック)

化粧ブロックは、ブロックの表面に様々なデザインや加工が施されたブロックの総称です。

「型枠ブロック」とも呼ばれます。

リブが入ったシンプルなものから、天然石のような風合いを持つもの、レンガ調のものまで、デザインのバリエーションが非常に豊富です。

ブロックを積み上げるだけでデザイン性の高い塀が完成するため、仕上げの塗装などが不要で、トータルコストを抑えられる場合もあります。

価格は普通コンクリートブロックよりも高価で、デザインが凝っているものほど価格も上がる傾向にあります。

次の項目で、この化粧ブロックについてさらに詳しく解説します。

化粧ブロックの費用と特徴

住宅の顔ともいえる外構部分のデザイン性を高めたい場合、化粧ブロックは非常に魅力的な選択肢となります。

普通コンクリートブロックとは異なり、ブロック自体が意匠性を持っているため、積み上げるだけでおしゃれな塀を造ることが可能です。

ここでは、化粧ブロックの具体的な費用や、そのメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。

化粧ブロックの費用相場

化粧ブロックの費用は、そのデザインやメーカーによって大きく異なります。

一般的に、普通コンクリートブロックの1.5倍から3倍程度の価格帯が目安となるでしょう。

1平方メートルあたりの工事費で比較すると、普通ブロックが10,000円~15,000円程度であるのに対し、化粧ブロックは15,000円~30,000円程度が相場となります。

表面の加工が複雑であったり、特殊な素材が使われていたりする高級なものでは、さらに価格が上がることもあります。

初期費用は高くなりますが、塗装などの仕上げ工事が不要な点を考慮すると、長期的な視点ではコストパフォーマンスが良い選択となる可能性もあります。

化粧ブロックのメリット

化粧ブロックの最大のメリットは、その優れたデザイン性です。

  • 豊富なデザイン:モダン、ナチュラル、洋風など、住宅のスタイルに合わせて様々なデザインから選べます。
  • 多彩なカラーバリエーション:ベージュやブラウン、ホワイトなど、色合いも豊富に揃っています。
  • 仕上げ工事が不要:ブロックを積むだけで完成するため、工期が短縮できる場合があります。

これにより、隣家との境界や道路からの目隠しといった機能面だけでなく、住まい全体の外観を向上させる効果が期待できます。

化粧ブロックのデメリット

一方、化粧ブロックにはいくつかのデメリットも存在します。

最も大きな点は、やはり価格の高さです。

普通コンクリートブロックと比較すると、材料費が高くなるため、全体の予算に大きく影響します。

また、一度施工すると、そのデザインに飽きても簡単に変更することができません。

塗装で色を変えることは可能ですが、表面の凹凸や模様そのものを変えることは困難です。

さらに、表面が汚れた場合に、凹凸に汚れが溜まりやすく、掃除がしにくいという側面もあります。

これらのメリット・デメリットを総合的に比較し、予算や好みに合わせて最適なブロックを選ぶことが重要です。

基礎工事費用の重要性

ブロック塀を設置する上で、ブロック本体と同じか、それ以上に重要なのが「基礎工事」です。

地面の下に隠れてしまう部分であるため、その重要性が見過ごされがちですが、ブロック塀の安全性と耐久性を支える土台となるのが、この基礎なのです。

ここでは、基礎工事の内容と費用の目安、そしてなぜそれが重要なのかを解説します。

基礎工事とは?

基礎工事は、ブロック塀が自らの重みや、地震・台風などの外的な力によって傾いたり、倒れたりするのを防ぐために行われます。

主な工程は以下の通りです。

  1. 根切り(ねぎり):塀を設置するラインに沿って、地面を一定の深さまで掘削します。
  2. 砕石地業(さいせきじぎょう):掘削した底に砕石を敷き詰め、転圧機(ランマー)で突き固めて地盤を強固にします。
  3. 配筋(はいきん):コンクリートの強度を高めるため、鉄筋を格子状に組み立てます。この鉄筋は、後に積み上げるブロック内部の縦筋とも連結されます。
  4. 型枠設置:コンクリートを流し込むための型枠を設置します。
  5. コンクリート打設(だせつ):型枠の中に生コンクリートを流し込み、固まるまで養生します。

これらの工程を経て、強固なコンクリートの基礎が完成します。

基礎工事の費用相場

基礎工事の費用は、1メートルあたり5,000円~12,000円程度が相場です。

この費用には、掘削、砕石、配筋、型枠、コンクリート打設といった一連の作業の施工費と材料費が含まれています。

塀の高さが高くなるほど、より幅が広く、深い基礎が必要になるため、費用も高くなる傾向があります。

建築基準法では、ブロック塀の基礎の仕様について細かく定められており、安全な塀を造るためには、この基準を遵守することが不可欠です。

手抜き工事に要注意

残念ながら、一部の悪質な業者の中には、この見えない基礎部分で手抜き工事を行うケースがあります。

例えば、鉄筋の量を減らしたり、基礎の深さを浅くしたりすることで、コストを不正に削減しようとするのです。

基礎に手抜きがあると、ブロック塀の強度は著しく低下し、数年で傾きが生じたり、大きな地震の際に倒壊して人命に関わる事故を引き起こしたりする危険性があります。

見積もり金額が相場よりも極端に安い業者は、こうした基礎工事で手抜きをしている可能性も考えられます。

費用を比較する際は、価格の安さだけでなく、基礎工事の内容が仕様書通りにしっかりと計画されているかを確認することが、安全なブロック塀を手に入れるための重要なポイントです。

既存ブロック塀の撤去・解体費用

新しくブロック塀を設置する際に、既存の古い塀をまず撤去する必要があるケースも少なくありません。

特に、ひび割れや傾きが見られる古いブロック塀は、地震などの際に倒壊する危険性があるため、早めに解体して新しいものに作り替えることが推奨されます。

ここでは、ブロック塀の撤去・解体にかかる費用の相場と、その内訳について解説します。

撤去・解体費用の相場

ブロック塀の撤去・解体費用は、1平方メートルあたり5,000円~10,000円程度が一般的な相場です。

ただし、この金額はあくまで目安であり、現場の状況によって大きく変動します。

例えば、塀の高さや厚み、内部の鉄筋の有無、そして重機が使えるかどうかといった条件が費用に影響します。

重機が使えない狭い場所では、職人が手作業で解体(はつり作業)を行う必要があり、その分工期が長くなり、人件費もかさむため、費用は割高になる傾向があります。

費用の内訳

撤去・解体費用には、主に以下の項目が含まれます。

  • 解体作業費:ブロック塀を壊すための作業費用(人件費)です。重機を使うか手作業かによって変動します。
  • コンクリートガラの処分費:解体して発生したブロックの破片(コンクリートガラ)を処分するための費用です。これらは産業廃棄物として適切に処理する必要があります。
  • 運搬費:発生したコンクリートガラを処分場まで運ぶためのトラックの費用です。
  • 諸経費:現場の養生費用や、重機を使用する場合の回送費などが含まれます。

特に見落としがちなのが、コンクリートガラの処分費です。

解体するブロック塀の面積が広ければ、それだけ処分の量も増えるため、費用も高額になります。

基礎の撤去も忘れずに

ブロック塀を撤去する際には、地上のブロックだけでなく、地中に埋まっている「基礎」も一緒に撤去するかどうかを決める必要があります。

基礎部分も撤去する場合、掘削作業が追加で必要になるため、当然費用は高くなります。

もし、同じ場所に新しいブロック塀を設置するのであれば、既存の基礎の状態によっては再利用できる可能性もありますが、多くの場合は強度不足などの理由で新設することになります。

その場合は、古い基礎を完全に撤去する必要があるでしょう。

撤去の見積もりを取る際には、基礎部分の撤去が含まれているのか、それとも地上部分のみなのかを、事前に業者へ明確に確認しておくことがトラブルを防ぐポイントです。

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ブロック塀の費用相場で注意すべきポイントと業者選び

この章のポイント
  • DIYで費用を抑えるのは危険?
  • ブロック塀とフェンスの費用比較
  • 補助金制度の活用について
  • 信頼できる業者の選び方
  • 相見積もりで費用を比較検討

DIYで費用を抑えるのは危険?

ブロック塀の費用相場を調べていると、「自分でやれば安く済むのでは?」とDIY(Do It Yourself)を検討する方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、施工費(人件費)がかからないため、材料費だけで済むDIYは魅力的に見えるでしょう。

しかし、結論から言うと、ブロック塀のDIY、特に公道に面した場所や一定以上の高さを持つ塀の設置は、専門的な知識と技術がない限り非常に危険であり、推奨できません。

DIYが危険な理由

ブロック塀は、単にブロックを積み重ねているだけではありません。

建築基準法に基づいて、基礎の構造、鉄筋の配置、ブロックの積み方などが厳密に定められています。

これらの基準は、地震や台風といった自然災害時に塀が倒壊し、人命を奪うような事故を防ぐために設けられています。

素人がこれらの基準を完全に理解し、遵守して施工することは極めて困難です。

  • 強度の問題:適切な基礎工事や配筋が行われていないと、塀は簡単に傾いたり倒れたりします。
  • 安全性の問題:万が一、施工した塀が倒壊して通行人などに怪我をさせてしまった場合、その責任はすべて施工者である自分自身に降りかかってきます。損害賠償問題に発展する可能性も十分にあります。
  • 法律違反のリスク:建築基準法に違反した塀を設置してしまうリスクがあります。

DIYが可能な範囲は?

では、どのような場合ならDIYが可能なのでしょうか。

一般的に、DIYで行っても問題ないとされるのは、庭の花壇の仕切りや、高さが数十センチ程度の低い装飾的な塀など、構造的な強度や安全性をそれほど求められない小規模なものです。

それでも、基礎をしっかりと作る、水平・垂直を正確に出すなど、基本的な技術は必要になります。

隣家との境界線となる塀や、公道に面した塀、人の背丈を超えるような高さの塀については、費用がかかっても必ずプロの業者に依頼するようにしましょう。

安全は何物にも代えがたいものです。

初期費用を惜しんだ結果、将来的に大きな事故や追加の補修費用が発生してしまっては、元も子もありません。

ブロック塀とフェンスの費用比較

隣地との境界や目隠しを設置する際、ブロック塀と並んでよく比較検討されるのが「フェンス」です。

それぞれにメリット・デメリットがあり、費用面でも違いがあります。

どちらが自分の目的や予算に適しているのかを判断するために、両者の費用と特徴を比較してみましょう。

初期費用の比較

一般的に、同じ面積・高さで設置する場合、初期費用はフェンスの方が安く済む傾向にあります。

特に、基礎部分をブロック数段だけ積み、その上にフェンスを設置する「ブロック+フェンス」の組み合わせは、すべてをブロックで積み上げるよりも費用を抑えられる人気の工法です。

以下に、費用感の比較表をまとめます。

種類 1メートルあたりの費用相場 特徴
ブロック塀(全面) 20,000円~40,000円 重厚感、プライバシー確保、耐火性に優れる。費用は高め。
ブロック+アルミフェンス 15,000円~30,000円 費用と機能のバランスが良い。デザイン豊富。
ブロック+スチールメッシュフェンス 10,000円~20,000円 最も安価。開放感があるが、目隠し効果は低い。

このように、プライバシーを確保するための目隠し効果をどの程度求めるかによって、選択肢と費用が変わってきます。

メンテナンス費用と耐久性

次に、長期的な視点での比較です。

ブロック塀は、正しく施工されていれば非常に耐久性が高く、数十年は大規模なメンテナンスが不要な場合が多いです。

汚れが気になった際の高圧洗浄や、数十年経過した後の塗装メンテナンス程度で済むでしょう。

一方、フェンスは素材によって耐久性が異なります。

アルミやスチール製のものは錆びにくく、こちらも比較的メンテナンスフリーですが、安価なスチールメッシュフェンスは塗装が剥がれると錆が発生しやすくなります。

また、木製のフェンスはおしゃれですが、数年ごとの再塗装や防腐処理が必須となり、メンテナンスコストがかかります。

台風などの強風でフェンスパネルが破損した場合には、部分的な交換が必要になることも考慮しておく必要があります。

どちらを選ぶべきか?

結論として、どちらが良いかは一概には言えません。

それぞれのメリットを考慮し、目的に合わせて選ぶことが重要です。

  1. コストを最優先するなら:ブロック+スチールメッシュフェンス
  2. デザインとコストのバランスを重視するなら:ブロック+アルミフェンス
  3. 重厚感、プライバシー、防火性を重視するなら:全面ブロック塀

専門業者に相談すれば、敷地の状況や予算に応じた最適なプランを提案してくれます。

それぞれのメリット・デメリットをよく理解した上で、納得のいく選択をしましょう。

補助金制度の活用について

ブロック塀の設置、特に古い危険なブロック塀の撤去や改修には、決して安くない費用がかかります。

しかし、お住まいの自治体によっては、その費用の一部を補助してくれる制度が存在する場合があります。

これは、2018年の大阪府北部地震でブロック塀が倒壊し、尊い命が失われた事故をきっかけに、危険なブロック塀の撤去を促進する目的で全国の自治体で整備が進められたものです。

補助金の対象となる工事

補助金の対象となるのは、主に「危険なブロック塀の撤去」や「撤去後の安全な塀への改修」に関する工事です。

どのようなブロック塀が「危険」と判断されるかについては、自治体ごとに基準が設けられていますが、一般的には以下の項目などがチェックされます。

  • 塀の高さが基準を超えている
  • 塀の厚さが不足している
  • ひび割れや傾きがある
  • 控え壁が設置されていない
  • 鉄筋が入っていない、または錆びている

つまり、新しくブロック塀を設置する工事そのものではなく、既存の危険な塀を安全なものに作り替える工事が対象となるケースがほとんどです。

補助金の金額

補助される金額も自治体によって様々です。

「撤去費用の2分の1、上限〇〇万円」といった形で、かかった費用の一部が補助されるのが一般的です。

例えば、撤去費用に20万円かかった場合、その半分の10万円が補助される、といった具合です。

撤去だけでなく、その後に軽量なフェンスなどを設置する費用も合わせて補助の対象となる場合もあります。

まとまった金額が補助されれば、自己負担を大きく軽減できる可能性があります。

補助金を利用する際の注意点

補助金制度を利用する際には、いくつか注意点があります。

まず、必ず工事の契約前に自治体へ申請し、交付決定を受ける必要があるということです。

工事が終わってからの事後申請は認められないのが原則です。

また、自治体ごとに予算の上限が定められており、申請期間内であっても予算がなくなり次第、受付が終了してしまうこともあります。

さらに、申請には見積書や現地の写真、図面など、様々な書類が必要となります。

これらの手続きは少し煩雑に感じるかもしれませんが、多くの施工業者は補助金申請のサポートにも慣れています。

まずは「お住まいの市区町村名 ブロック塀 補助金」といったキーワードで検索してみるか、市役所の建築指導課などに問い合わせて、制度の有無や条件を確認してみましょう。

信頼できる業者の選び方

適正なブロック塀の費用相場で、安全かつ質の高い工事を実現するためには、信頼できる優良な業者に依頼することが最も重要です。

しかし、数多くの業者の中から、どこに頼めば良いのかを見極めるのは難しいものです。

ここでは、悪質な業者を避け、安心して任せられる業者を選ぶためのポイントをいくつかご紹介します。

建設業許可や資格の有無を確認する

まず確認したいのが、業者が公的な許可や資格を持っているかという点です。

一定規模以上の工事を請け負うためには、「建設業許可」が必要です。

また、ブロック塀の施工に関する専門資格として「ブロック塀診断士」や「建築コンクリートブロック工事士」といった資格があります。

これらの許可や資格は、業者が一定の技術水準や法令遵守の意識を持っていることの証明になります。

会社のウェブサイトに記載があったり、担当者が名刺に記載していたりするので、確認してみましょう。

施工実績が豊富かを確認する

業者のウェブサイトなどで、過去の施工事例を確認することも非常に有効です。

特に、自分が希望するようなデザインの化粧ブロックや、自宅と似たような敷地条件での施工実績が豊富にあれば、安心して相談できるでしょう。

写真付きで多くの事例が掲載されていれば、それだけ経験が豊富であることの証となります。

見積書の内容が詳細で明確か

見積書は、業者を判断するための最も重要な書類の一つです。

「ブロック塀工事一式 〇〇円」といった大雑把な書き方ではなく、「材料費」「施工費」「諸経費」といった内訳が明確に記載されているかを確認しましょう。

さらに、施工費についても「基礎工事」「ブロック積み」など、工程ごとに単価と数量が明記されている見積書は、透明性が高く信頼できると言えます。

不明な点があれば遠慮なく質問し、丁寧に分かりやすく説明してくれるかどうかも、担当者の誠実さを見極めるポイントです。

保証やアフターフォロー体制は整っているか

工事が完了した後、万が一不具合が発生した場合に備えて、保証制度やアフターフォローの体制が整っているかも確認しておきましょう。

「工事後〇年間は保証します」といった保証書を発行してくれる業者であれば、施工品質に自信を持っている証拠であり、より安心できます。

口約束ではなく、書面で保証内容を確認しておくことが大切です。

相見積もりで費用を比較検討

ブロック塀の費用相場を把握し、かつ適正価格で工事を依頼するために欠かせないのが「相見積もり(あいみつもり)」です。

相見積もりとは、複数の業者から同じ条件で見積もりを取り、その内容を比較検討することを指します。

手間はかかりますが、これを行うことで多くのメリットが得られます。

相見積もりのメリット

相見積もりを行うことには、主に以下のようなメリットがあります。

  1. 適正な費用相場が分かる:1社だけの見積もりでは、その金額が高いのか安いのか判断できません。しかし、3社程度の見積もりを比較すれば、その工事内容におけるおおよその相場観を掴むことができます。
  2. 不当に高額な請求を防げる:比較対象があることで、明らかに高すぎる請求をしている業者や、不要な工事を追加している業者を見抜くことができます。
  3. 業者の対応や提案力を比較できる:見積もりを依頼する過程で、各社の担当者の対応の速さや丁寧さ、専門的な提案をしてくれるかといった、価格以外の部分も比較することができます。

相見積もりを取る際のポイント

効果的に相見積もりを行うためには、いくつかのポイントがあります。

まず、すべての業者に同じ条件を伝えることが重要です。

使用したいブロックの種類、塀の高さや長さ、工事の範囲などを統一しないと、見積もり金額がバラバラになり、正確な比較ができなくなってしまいます。

また、見積もりを依頼する業者は、できれば3社程度に絞るのが良いでしょう。

多すぎると、各社とのやり取りが煩雑になり、比較検討も大変になります。

安さだけで選ばないこと

相見積もりを取ると、当然ながら各社の提示金額に差が出ます。

ここで最も注意すべきなのは、提示された金額の安さだけで業者を即決しないということです。

前述の通り、相場よりも極端に安い見積もりには、何か理由があるはずです。

材料の質を落としていたり、本来必要な工程(特に基礎工事)を省いていたりする可能性が考えられます。

見積書に記載されている工事内容や材料の仕様、保証の有無などを総合的に比較し、なぜその金額になるのかを納得できる、信頼性の高い業者を選ぶことが、最終的な満足に繋がります。

正確なブロック塀の費用相場を知るために

ここまで、ブロック塀の費用相場に関する様々な情報をお伝えしてきました。

工事費用の内訳からブロックの種類による価格差、そして信頼できる業者の選び方まで、多岐にわたるポイントを解説しました。

ブロック塀の設置は、決して安い買い物ではありません。

だからこそ、費用に関する正しい知識を身につけ、後悔のない選択をすることが何よりも重要になります。

この記事で解説した内容を参考に、ご自身の希望や予算に合った最適なプランを見つけてください。

最終的に正確な費用を知るためには、やはり専門の業者に現地調査を依頼し、詳細な見積もりを取得することが不可欠です。

その際には、ぜひ複数の業者から相見積もりを取り、価格だけでなく、提案内容や担当者の対応も踏まえて総合的に判断することをお勧めします。

この記事が、あなたのブロック塀づくりのお役に立てれば幸いです。

この記事のまとめ
  • ブロック塀の費用相場は材料費・施工費・諸経費で構成される
  • 費用は1平方メートルあたり1万円から3万円以上と幅がある
  • 普通ブロックは安価だがデザイン性は低い
  • 化粧ブロックは高価だがデザイン性が高く仕上げが不要
  • 安全性と耐久性を左右する基礎工事は費用を削るべきではない
  • 古い塀の撤去・解体には1平方メートルあたり5千円から1万円程度の費用がかかる
  • DIYでのブロック塀設置は強度と安全性の観点から非常に危険
  • 初期費用はブロック塀よりフェンスの方が安価な傾向がある
  • 自治体によっては危険なブロック塀の撤去に補助金が利用できる
  • 補助金利用には工事契約前の申請が必須
  • 信頼できる業者選びには建設業許可や施工実績の確認が重要
  • 見積書の内訳が詳細で明確な業者は信頼性が高い
  • 複数の業者から相見積もりを取ることで適正価格がわかる
  • 相見積もりでは安さだけでなく工事内容や保証を総合的に比較する
  • 最終的な費用は現地調査後の詳細な見積もりで確定する
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